2Gサービス | 1月末 | 4月末 | 7月末 |
ドコモPDC | 666万 | 556万 | 461万 |
ソフトバンクPDC | 275万 | 197万 | 150万 |
auCDMAOne | 34万 | 31万 | 29万 |
その上、ソフトバンクPDCは来年の3月をもってサービス終了となります。auに関してはほぼプリペイド型であるのでWeb対応は考慮しなくてもよいでしょう。ドコモに関しては2012年まで続きます。ドコモだけで毎月30万台の端末がPDCから抜けていく計算で、ソフトバンクがなくなることを考えると、おそらく来春にはドコモPDCの200万台以下へのサービスをどうするか?という問題になります。なお、7月末時点で全契約数は1億890万台であり、Web契約は9173万台なので、PDCのうちWebを見ているものは更に限られます。数値は全てTCA発表(http://www.tca.or.jp/database/index.html)によります。
もう一つ見過ごせないのは、これら2Gから3Gへ移行したユーザーは最新の高性能端末に変わっているという事実です。現在3GQVGA以上の機種がアクセスシェアでは99.x%を占めているというデータもあり、この層に移ってきます。
これらの現状を踏まえれば、いまや2Gへの対応をコストを掛けて行うことは、あまりにメリットが薄いと言えるでしょう。
では、なにもしなくてよいのか?というとそうでもありません。ベストエフォートで、出せるだけは出してあげることが重要です。PDCは回線が遅く料金も高いのですが、それでも情報にアクセスしたいのであれば、なんとか表示する。これがラウンドアバウトで実現できます。左の写真はN506iSでのサンプル画面です。ラウンドアバウトは2Gを切り捨てたりはしません。2Gでも時間さえ許してもらえるのであれば、それなりにリッチなコンテンツを表示することができます。
なお、ラウンドアバウトには非対応端末設定機能があり、通信料などを考えればソフトバンクC型やドコモPDCなどは非対応にしたほうがよいと判断したならば、簡単な登録でSORRYページにリダイレクトすることができます。全てはサイト制作者が判断することができます。
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