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携帯画像変換・ラウンドアバウトの実力:方式の比較

実は、携帯コンテンツの開発に当たり、最もポピュラーなサービスは画像変換サービスです。コンテンツ変換は画像変換機能を含みながら、システム構成や料金レンジから別カテゴリーとして認知されてきました。しかし、ラウンドアバウトはシステム構造と新・従量版による料金体系から、携帯画像変換というカテゴリーとしても非常に魅力的な製品となっています。まずは、携帯画像変換の製品やサービスにはどんなものがあるか、分類してみます。





主な方式だけでこれだけあり、それぞれ一長一短があります。それぞれのシステム特性を見ながら比較してみたいと思います。

画像変換ソリューションはHTMLコンテンツ変換のように複雑ではありません。文書解析やURLのパスの解釈などの問題や、HTTPヘッダーについて必要な知識も遥かに小さなものです。つまり、これらに起因する問題もそれほど多くはありません。その結果、様々な形式には優劣と言うよりも、最初の選択基準は、導入可能かどうか事情や環境の考慮が一番大きくなります。そんな事情について書いていきます。

■Webサーバ環境による選択
Webサーバのロケーションによって、選択できる方式が決まります。
共用レンタルサーバ:①②のASP型
専有レンタルサーバ:①②のASP型、⑤Apache導入型
自社である場合:①②③④⑤全て

■運用負荷による選択
画像ファイルの移動や再配置したくない:①④⑤
開発時と本番で画像のURLを変えたくない:⑤(③...場合による)

■性能や構造的機能
パフォーマンス:基本的にキャッシュされた画像を出力するだけなので、性能差は構造的にはあまりないでしょう。ASPか自社サーバか、HWかSWかも顕著な差は出ないと思われます。
構造的機能:画像変換の単機能である限り、 特定の方式でしかできない、という機能は考え難いです。他のソリューションと繋げた時には違いが出てくるでしょうが。

■比較は、機能とコストに
コンテンツ変換について記述したような構造で決まってしまうような機能や性能がないので、導入可能方式の中で、実際に実現している機能とコストでの比較が製品選択にとって重要になってきます。

次回から機能とコストを比較していきます。

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