「ラウンドアバウト」という名前は多くの日本人にはなじみ名の無い単語だと思います。なぜこんな名前をつけたか、名前に込めた意味を書こうと思います。ラウンドアバウトとはイギリスなどにある交差点の形につけられた名前です(回転木馬と言う意味もありますが)。こんな交差点です。
そう、最近のラウンドアバウトBLOGの表紙のGoogleMapで表示されているものです。動きますので、拡大していけばどこだか分かります。
この交差点は見て分かるとおり、たくさんの道が交錯しているのに関わらず、信号がありません。
ラウンドアバウトという交差点は、様々な道から道へ自由に行くことができながら、基本的には一般的なルールをうまく適用するだけで、信号のような制約と投資をすることなく、複雑な方向変換を効率的に機能させます。
携帯コンテンツ変換エンジンを開発するに当って、「様々な制約を取り払って、極めて効率的な開発を可能にし、そして高速に動作する」ものを作ろう、という目標を掲げました。そして、携帯コンテンツ変換でも特定言語からの変換ではなく、どんな言語で書いても動作する柔軟なシステムを作ろうという目標もありました。
この、ラウンドアバウトの交差する道をコンテンツに、走る車を端末と考え、規制せずに効率的で高速動作という性質からすると、当にピッタリのイメージとなり、「ラウンドアバウト」が製品名となったのです。
日本には無い交差点形式のラウンドアバウトですが、YouTubeには面白い動画もたくさん投稿されているので、時間があるときにでも見てみてください。
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