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携帯コンテンツ変換ASP:プロキシ型携帯変換の限界

敢えて単刀直入に書けば、次のようになります。




「ドコモ端末用にコンテンツを作っているので、ドコモ端末は変換を通さずにアクセスする」という一見理に適ったように思える構成でも2つの疑問が生じます。
  • ドコモ端末に生じる問題は解決してくれないのか?
  • であれば、ドコモ端末での問題は自分で解決しなくてはならないのか?
キャッシュ容量制限や端末毎の画面サイズ違いを吸収せず、CSSの使えないドコモが基準だとすれば、コンテンツ変換エンジンとしては、今後も多くの生産性向上は望めないことになります。

今はドコモ端末FOMA用のコンテンツの開発方法を少しアレンジすれば、全てのキャリアで使えるXHTMLになるのは周知の事実です。唯一絵文字だけが解決できないので、なんらかの手段でこれを補完しているのが現状です。つまり...
  • キャリア間の言語変換だけでは変換エンジンの意義は非常に薄い
といえます。もちろん、安価で簡単ならばよいのですが。

現在の端末間の深刻で解決が望まれている問題は、
  • キャッシュによる容量オーバー 
  • 画面サイズの違いによるデザインの不統一またはエラー
  • CSSがFOMAで使えない
といったものです。これらはドコモは通さないという考えでは決して解決することができません。これらの問題はドコモ端末間にも存在するし、ドコモ端末自身の問題も含まれています。

冒頭のような主張がなぜ出来るかと言えば、そしてこれらの解決を独自に図ったサイトの言語変換をしているのであれば、最も難しい問題はユーザ自身が解決していることになり、変換エンジンが解決しているのは既に自然消滅している問題だけだと言うことが出来るためです。

ただし、フェアに付け加えておけば、確かにWAP1(HDML)機種が存在していた2,3年前であれば言語変換だけの意味はあったのです。しかし、今はWAP1端末は存在しません。このことにより、既に言語変換の問題は自然消滅に近い状態になっています。

ラウンドアバウト・ホスティングでは、この最も難しい問題を解決しているサービスであり、携帯サイトの開発生産性を大幅に上げることができます。


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