ラウンドアバウトなら言語変換と外部CSSで簡単にワンソースで回り込みができます。外部CSSに対応しないiモードブラウザ1.0のFOMAにはCSSプロパティをインライン展開し、floatプロパティが効かないau向けにはalign属性に言語変換します。
ラウンドアバウトはサンプルCSSファイルに回り込みと回り込み解除用のクラスセレクタを用意しています。これを利用しワンソースで回り込みする例をお見せします。
●使用するセレクタ(CSS)
.float_l {float:left;} .clear {clear:both;}
●XHTML例
<img src="image/ayu.jpg" class="float_l" /> 本日から鮎解禁!ここに来たら釣りたての鮎塩焼きは欠かせませんよね。 <div class="clear"> <div class="right"><a href="comment.html">コメントを見る</a></div> </div>
●画面(docomo N905i)
(出力XHTML)
<img src="image/ayu.jpg?s=101424&w=120" style="float:left" /> 本日から鮎解禁!ここに来たら釣りたての鮎塩焼きは欠かせませんよね。 <div style="clear:both"> <div style="text-align:right"><a href="comment.html">コメントを見る</a></div> </div>
●画面(SoftBank 932SH)
(出力XHTML)
<img src="image/ayu.jpg?s=303288" class="float_l" /> 本日から鮎解禁!ここに来たら釣りたての鮎塩焼きは欠かせませんよね。 <div class="clear"> <div class="right"><a href="comment.html">コメントを見る</a></div> </div>
●画面(au W61K)
(出力XHTML)
<img src="image/ayu.jpg?s=127124&w=116" class="float_l" align="left" /> 本日から鮎解禁!ここに来たら釣りたての鮎塩焼きは欠かせませんよね。 <div clear="all" class="clear"> <div class="right"><a href="comment.html">コメントを見る</a></div> </div>
class属性に回り込み用のクラスセレクタを書くだけで3キャリア全てうまくいきます。見ての通り元のXHTMLには携帯向けの特別な記述は何もなく、ごく普通のXHTMLとCSSの書き方です。ラウンドアバウトがあれば専門知識なく誰でも携帯サイトが作れることを示す一例といえます。
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