元コンテンツに最も使われやすいのはドコモのiモード絵文字です。絵文字入力ツールが用意され入力が容易なことや、絵文字の種類が最も少ないのでマッピングを考えたときiモード絵文字をベースに考えるのが最も都合がよく、逆を取るのは高コストになるからでしょう。
こうした理由からか他の変換ソリューションの多くは変換元絵文字をiモード絵文字としているので、携帯サイト開発の現場で使うことのできる絵文字は自ずとiモード絵文字に限定されます。
一方ラウンドアバウトですが、以下は絵文字を使ったサンプルです。全て同じ絵柄(ハート)ですがキャリアごとに違う色々な書き方を混ぜています。どの書き方もラウンドアバウトを通すことで同じ絵文字が表示されます。
●HTML
<!--ドコモ バイナリコード--> <!--ドコモ Unicode-->  <!--ドコモ Shift-JIS--> 撚 <!--au--> <img localsrc="51" /> <!--ソフトバンク バイナリコード--> $GB <!--ソフトバンク Unicode--> 
●画像
docomo N-06A
au G9
SoftBank 932SH
ラウンドアバウトは3キャリアどの絵文字コードを入力しても変換してくれることが分かると思います。
どのキャリアの絵文字記述を使ってもよいので、ドコモには無く、au/ソフトバンクにはあるイギリス国旗を出したい時は、このどちらかの絵文字を使えばよいことになります。デフォルトでは、ドコモには一般的な旗のマークが表示されます。せっかく用意されている絵文字なので、こんな使い方ができるとより適切な表現が可能になります。
デザイン上の理由以外にも、例えば他から持ってきたテキスト中の絵文字がソフトバンク用でもそのままペーストできる方が制作者の負担は軽いはずです。もしiモード絵文字に制約されていたら絵文字コードを調べないといけなくなってしまいます。
こんな感じで混ぜて使えると言うのは結構便利です。
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