展示会では、iPad/iPhone/Android/3G携帯/2G携帯が、全て同じようにRichな表現できることを示し、大好評を博しました。最初のリリースからおよそ2年を経て、ようやくラウンドアバウトの持つスマートフォン対応が、マーケットに受入れられた瞬間でした。ようやく時代が製品に追いついたと言ってもよいでしょう。
今はスマートフォンをどう扱うか、iPadをどうするか、不確実な未来を予想しながら、多くの企業がその対応を考え始めています。トレンドに敏感な企業では、iPhoneアプリを提供したりiPad用サービスを始めたりしていますが、一般的にはまだまだこれからです。
ここで、スマートフォンを関する悩ましい問題を、まとめてみます。
- PCサイトの使い勝手は、データ量・画面サイズの点から、本質的に無理な点がある
- 携帯サイトの表現力・使い勝手では、ユーザーに見向きされない
- iPhoneだけでなく、Androidは全キャリアから発売され数を増してきて無視できない
- iPadが出てきたが、PCなのかスマートフォンか、判断できない
- iPhoneは将来的にもFlash非対応だと予想できるので、Flashに依存しないサイトが必要
- iPhoneアプリではAppleを通じてしかアプリケーションを配布できない
- iPhoneアプリではAndroid端末は対応できない。逆も同様。
- アプリの開発・運用は通常のWebエンジニアではできない
- アプリでは多くの場合ビジネスロジックを変更する必要がある
- 携帯ではキャリア認証が使えるが、スマートフォンはキャリア認証やサービスが使えない
- 色々なサービスを作れば、それぞれのパイは縮小し採算が難しくなる
- スマートフォンはJavascriptが使えるが、大半の携帯は使えない
- 携帯ユーザは多数派であり、スマートフォンユーザはWeb利用度が高く、どちらも重要
- スマートフォンは伸びていくだろうが、そのペースと最終形は不明
- 未来の投資するならスマートフォンに対して行いましょう
- ラウンドアバウトを使えば、そのスマートフォン用の投資が携帯サービスに生かせます
- システムは、最も標準的なWebサイトであり、既存の体制&ビジネスロジックが使えます
- これまでの携帯サイトを比べて圧倒的な表現力と運用容易性を齎します
- スマートフォンのシェアと無関係に、この投資が無駄になることはありません
- 今すぐスマートフォン対応が必要でなくても、必要になった時に今の投資を無駄にしません
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