【ドコモ初・日本初のAndroid携帯 HT-03A】
ところが、実は2009年の携帯端末関連で、おそらく最大の話題となったのは、Android端末よりも、iモードブラウザがFOMA始まって以来の仕様拡張をしたことです(iモードブラウザ2.0)。ラウンドアバウトは、その対応に僅か3日しか掛かっていません。それもそのはずで、何も変更しなくても新ブラウザーに対応できしまうので、確認とプレスリリースの時間だけだったのですから。
iモードブラウザ2.0の仕様は強力です。ほとんどフルブラウザと言える内容にまで進化しています。
- VGA/QVGA切替、500Kb、CSS2サポート、JavaScriptサポート、など
「ラウンドアバウトがバージョンアップしなくても、今日出てきた新しい端末のコンテンツを変換元ソースとして使えます」
ということです。なぜ、そんな不思議なことが言えるのか?
- ソース言語フリー で、何を使っても混ぜてもOKな言語変換アーキテクチャー
- ページ容量自動調整で、そもそも容量などは考えなくてよくできている
それにしてもHT-03Aは、一部のGoogle携帯を待ち望んでいた人を除けは、ほとんど存在感はありませんでした。ここでも我々は、スマートフォン対応を強く打ち出すことによるマーケティング効果は期待できないと感じ、まだ封印を解くことはできなかったのです。
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