今日、ラウンドアバウトHPのTOPを更新し、スマートフォンに関するページを追加しました。
http://www.symmetric.co.jp/roundabout/index.php
http://www.symmetric.co.jp/roundabout/smartphone.php
スマートフォンを前面に押し出していて、俄かにスマートフォン対応をしたように思われるかもしれませんが、実は、「生粋のスマートフォン対応」なのです。スマートフォンへの対応はラウンドアバウトという製品にとって、あまりに自明な特性であり、そこを特に強く訴求するが無かっただけなのです。それには理由があり、そしてここに至るには長い道のりがありました...
ラウンドアバウト1.0が発売されたのは、2008年7月。それは、iPhone3Gが発売された月であり、翌8月にはデモページをiPhone対応として発表しています。
http://www.symmetric.co.jp/roundabout/news_index_3.php
iPhone3G発売日に表参道に並んで初回ロットを買った人1500人の中に、3人もシンメトリックの社員がいたという土壌の会社で生まれた、携帯コンテンツ変換製品であれば、スマートフォン(当時はまだ聞きなれない言葉でしたが)対応は、当然といえば当然の話だったでしょう。
ところが、たかだか2年前の当時ですが、スマートフォンと携帯サイトを同じように作れるという発想は、今では信じられないですが、強い関心を惹くことはなかったのです。
我々はiPhoneは携帯の1つの進化形と考えていましたが、多くの人にとってiPhoneはIT好きのガジェット、携帯付きPDAと考えられていて、どれほど普及するのかという点で言えば懐疑的な見方が多かったのです。確かに過去の歴史(Newton、パーム、WindowsMobile、ZAURUS、CLIE、W-ZERO3...)を振り返れば、iPhoneの成功を予想するのは難しかったでしょう。また、iPhoneユーザーにしても、普通に検索が使え、PCサイトが見られるものを、なにもワザワザ携帯サイトを見る理由など見当たらなかったのです。
このような状況下で、ラウンドアバウトはそもそもスマートフォン対応していたものを、マーケティング材料として封印することを余儀なくされてしまったのです。
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