ちょっと待って!
実は携帯の標準ブラウザーだって、十分な表現力があるんです。
右の写真は4年位前のQVGA端末での表示です(ラウンドアバウトのカタログの写真)。これを見れば、随分以前からブラウザーの表現能力は非常に高かったのが分かります。つまり、ブラウザーの表現能力に関して言えば、3G携帯とスマートフォンには、大きな差はなく、一部は3G携帯の方が高い場合さえあるのです。
携帯サイトは貧弱、携帯の回線は遅い、携帯サイトの閲覧には高い料金がかかる、そう考える人は多いのですが、それらはすでに過去の話です。2Gが主流の昔は回線が遅く高価だった為に、コンテンツはテキストを中心にせざるを得なかったです。今や回線は7.2Mbpsを誇り、パケットフリーの一般化によって非常に安価になり、ブラウザーも進化を遂げています。
それにも相変わらずサイトは貧弱で、画像が増えてもデザイン性はほとんど感じられません。それは、機種のスペックがバラバラであることへの対処法が原因です。その対処法とは...
- 多くの機種で見えるようにする為に、スペックの低い機種に合わせて作る
ところが携帯では横幅はバラバラで単一ウィンドウシステムなので、特定のデザイン幅を勝手に決めることができません。このため、デザインを単純化することで崩れる度合いを弱める必要が出てきます。これが携帯サイトがいつも同じような貧弱なデザインである理由です。
ラウンドアバウトというコンテンツ変換エンジンはそもそも発想が違います。
- 最も高い品質のコンテンツがあれば、それより低い品質へ変換できるはず
- 良い機種を持っているユーザの方が、より多く使い、 より多くの利益をもたらす
ラウンドアバウトが最高品質とするのは、スマートフォンで満足いくレベルです。ところが、意外にもほとんどの3G端末の標準ブラウザーで、そのデザインをきちんと再現することができるのです。つまり3G携帯とスマートフォンのサイトは、ラウンドアバウトを使えばスマートフォン品質で統一できるのです。そして、ラウンドアバウトを使えば、解けなかった悩みが直ぐに解消します。
- スマートフォンがどこまで伸びるのか、悩む必要がなくなる:カバー率は100%
- スマートフォン対応をいつから始めればよいのか、悩む必要がなくなる:今すぐ!
- 携帯サイトにさらに投資すべきか悩む必要がなくなる:スマートフォンへシフト!
このようなストーリーの中で、ラウンドアバウトの真の実力が認め始められたのが、ようやく、2010年に入ってのことでした。
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